学べる生活情報塾

身近な生活上の小ネタや、知っておきたい生活の知恵、世の中の様々なニュースを色々な角度で考察します

祝日

ゴールデンウィークの名前の由来って何?放送法に違反する?

投稿日:2018年2月27日 更新日:

4月の後半から5月の前半にかけては誰もが楽しみにしている大型連休がやってきますね!(^^)!

ただ仕事柄中々長期の連休がとれないという人がいる一方で、有給を一気に消化して海外旅行を楽しむ人など様々で、国民全員が等しく喜べるわけではないのが残念ではあります。

ところで5月の大型連休は一般的にはゴールデンウィークと言う名称が浸透しています。

しかしこれは実は正式名称ではないんですね。その証拠にNHKの番組ではゴールデンウィークと言う名称が一切使われません、あくまで大型連休と通します。

なぜゴールデンウィークが正式名称でないのか?その名前の由来を探ってみると意外な事実が判明しましたので、詳しく解説していきます。
 

スポンサーリンク

ゴールデンウィークの由来とは?

ゴールデンウィークと言えば、現在ではもっぱら4月29日の昭和の日から5月5日のこどもの日までの約1週間の休みの期間を指す言葉になりましたが、その由来を探ってみると、何と昭和26年にまで遡ります。

この年に公開された『自由学校』という映画が大映(昔の映画会社)と松竹の2つの映画会社で同時上映され大ヒットを記録しました。


それまで映画の興行成績が好調なのは正月休みやお盆休みに限られたことだったので、この時期に多数の動員を生み出したことは本当に異例なことでした。

この大ヒットを機に当時の大映専務だった松山英夫氏が、ラジオで最も聴取率の高い時間帯ゴールデンタイムに習って作った和製英語というのが由来です。

当初は期間が1週間くらいあることから「黄金週間」という名前でしたが、インパクトに欠けるということと外国人にも理解してもらうために敢えて英語にしたということです。

【自由学校ってどんな映画?】

自由学校の原作となった話は、1950年に朝日新聞で半年間連載された獅子文六という人による小説です、映画だけではなくテレビドラマ化もされました。

東京都のお茶の水橋を舞台に敗戦後の社会を諷刺、戯画化した内容になっていて「ゴールデンウィーク」だけでなく故佐田啓二(俳優中井貴一の実父)の「とんでもはっぷん」や「ねえ、おばさま」、「ネバー、ネバー」といったセリフも大流行しました。

 

スポンサーリンク

NHKで禁止されているのはなぜ?

ゴールデンウィークと言えば5月の大型連休だと一般的に認知されています。

しかし前項でも解説したように、この言葉自体は映画の宣伝のために生まれた和製英語、造語なので正式名称ではありません。

実質的に映画の業界用語という扱いだったので、公共放送であるNHKや一部の民法でも放送法第83条で禁止されている広告放送に該当する恐れがあるとして、使われることはありません。これが現在でも続いているということです。

放送法第83条について中身を知りたい方はコチラをご覧ください。
 

NHKが使わない別の理由とは?

放送法に抵触する恐れがあるというのが一番の理由ですが、以下のような理由もあります。

まず第一に”ゴールデン”という名称が不適切であるという指摘です。

これは冒頭でも解説しましたが、そもそもNHKは公共放送であるため、政治的・商業的に公平であることが求められます。


芸能人が特定の企業の商品を紹介しても「ステマだろ?」と軽く批判されるだけで済みますが、公共放送であるNHKがステマをしたら大変です。

ましてや名称にゴールデンとありますが、そもそも全ての日本人が休日になるわけではありません。


この時期に大きな連休が望めるのはそれこそ一部の優良企業に勤める社員だけで、公共交通機関に勤める人やサービス業などの人は逆に繁忙期となるので休みなんか取れません。

そういう意味でゴールデンと言う名称はやはり不適切だということです。

またウィークと言うのは日本語に直せば「1週間」となりますが、昔の大型連休は土曜休日が一般的ではありませんでした。また5月4日も祝日ではなかったので、ウィークと言う表現もやはり不適切な部分でした。

(現在では5月4日も祝日となって土曜日も休日になっているので、1週間以上の連休になる可能性もあります!)
 

まとめ

ゴールデンウィークの名前の由来とNHKが使わない理由について解説していきました、参考になりましたら幸いです!(^^)!

因みにゴールデンウィークと言えば、終わった後に5月病で苦しむ人も増え始めることでも有名ですね。


この時期に5月病を発症して生活リズムを崩す人が多いのは毎年のことですが、旅行などで逆に疲れが溜まったら元も子もありません。そうしたことがないように余裕を持って悔いのない過ごし方をしてください!
 

スポンサーリンク



こちらの記事もどうぞ!

イースターの由来や意味、時期を解説!日本では定着している?

幕の内弁当の名前の由来は歌舞伎にあった?その他の説も紹介!

-祝日

執筆者:


comment

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です

関連記事

世界でも日本だけという海の日の由来とは?7月20日に戻す動きも?

7月になると海の日という祝日がやってきますね! この時期になると長い梅雨が明けてやっと夏本番になり、待ちに待った海水浴を楽しむ人たちが増えます。 自分の子供の頃の体験談になりますが、この海の日がやって …

昭和の日の意味や趣旨、制定の経緯などを解説!

4月29日は「昭和の日」という祝日になっています。 暦次第となりますが4月30日が土曜日、5月1日が日曜日となれば5月の大型連休とうまい具合に繋がって超大型連休という形にもなります、 ゴールデンウィー …

日本の祝日の日数は多すぎる?諸外国と比較してみた!

2016年の8月11日から新しい祝日として「山の日」という祝日が追加されました。 日本の年間祝日数はこれで16日目となります。 でもちょっと待ってください! 冷静に考えたら祝日が16日って、 多すぎじ …

土曜日が祝日の時は振替にならない!理由はちょっと複雑だった!

もうすぐ2018年も終わり、いよいよ2019年が訪れます。 少し気が早いですが、年が変わる前から目標達成のため来年のスケジュールを組むのもいいかもしれません。そうなると休みの日が気になりますね。 休み …

広告

スポンサーリンク

私が管理人です

九州出身の雑学&ゲーム好きのアカギです。生活に転がる様々な雑学や政治、宇宙、ソシャゲ、パソコン、勉強関連のネタを中心に記事を書いています。趣味は旅行とチェス、その他レトロゲームのコレクションをこよなく愛します。

アーカイブ