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店員が「一万円入ります」と言う意味とは?トラブルは絶対防ぐ!

投稿日:2018年12月29日 更新日:

コンビニなどで買い物をしていて、小銭などがなく一万円を店員に渡した時に店員が

一万円入ります!

と大声で言っているのを聞く機会があります。





僕自身最初は何気なく聞いて、「真面目な店員だなぁ。」と思っていただけなんですが、よく考えたら「何でわざわざこんなこと言うの?」と疑問に感じました。

しかも大声でそれを言うだけでなく、いちいち周りの店員にもその一万円札を見せて確認をとってもらっています。

レジが混んでいる時にそれをやらされると、時間がかかってまぁ面倒です。

調べてみたら、実はちゃんとした理由があったようです。

今回は「一万円入ります」の台詞の意味と理由について詳しく紹介します!


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一万円入りますとわざわざ言う意味とは?

コンビニやファストフード店で料金を支払う時に、一万円を店員に渡すとかなりの確率で「一万円入ります!」と発言しますね。

いろいろな意味がありますが、最も大きな理由が、

釣り銭のトラブルを防止するため

です。


具体的には、多めの金額を出したと偽ってお釣りを多めに取ろうとする、悪意のある客に対しての対策です。

特に一昔前の時代では千円札と五千円札と一万円札、全ての肖像画が聖徳太子だった時代がありました。

こういった時代に特に多かったのが、実際には五千円札で払っておきながら、「さっき一万円出しただろ!」と嘘を言って、千円の買い物で9千円のお釣りをもらうというずる賢いやり方です。


またそもそも悪意がなく、本当に勘違いしている人もいたりします。やはり肖像画の人物が全て同じだったとしたら仕方ないかも言えます。

※今でも100円硬貨と50円硬貨は横だけで見ても区別が付きにくいです。丸い円があって初めて区別しやすいですからね(;^^)

もちろん今の時代では肖像画の人物が全部違うので、こういったトラブル自体は減ったと思います。

元々「一万円入ります」という行為の由来が1970年代だとされていて、その頃は3つのお札全てに聖徳太子が描かれていた時代でした。(因みに五千円札に新渡戸稲造、一万円札に福沢諭吉が描かれたのが1984年からです。)

一万円札というのは大金です。その大金で数千円規模のお釣りの誤差が出たらクレームどころの騒ぎではありません。

そういう意味ではこの掛け声は、お客への確認行為としても大事になってきますが、何と言っても釣り銭を誤魔化されたら大損害なので、それを防ぐための自衛の手段として編み出されました。


なぜ自衛になるかと言いますと、他の店員にも確認をとらせれば証人となることができます。

そして今でも、この行為をずっと慣習として続けているということです。


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店員が誤魔化す場合もある?

釣り銭を誤魔化そうとするのは何も客だけの話ではありません。

実はレジを担当する店員も、釣り銭を誤魔化すことができるのです。


どういうことかと言いますと、例えば1000円の買い物をした客が五千円札を出したとします。

この時生じるお釣りの額は4000円ですね。

しかしもし店員が客に正しい額のお釣りを渡したとしても、その五千円札を盗むなんていう行為をしないとは限りません。


なぜならこの時五千円札をもらったと確認できたのが、その店員だけだからです。

要するに、一万円札を受け取ったと勘違いして客に9000円のお釣りを渡してしまった、というパターンです。

もちろん実際に客に渡す金額は4000円だけですが、残りの5000円を店員が盗んでしまうなんていうことがないとは言えません。


またもし盗むという悪意がなくても、本当に勘違いしていたという場合もあります。

後でレジの金額の誤差を確認する時に、その店員が「実は一万円札を受け取ったと勘違いした。」と発言すればあの時のあの支払いの時で間違ったことがわかるのですが、そういった事態を未然に防ぐためにも他の店員に確認してもらう必要があるのです。


もしくは店員と客が加担するパターンもあります。

例えば悪い友人がいたとして、その友人から千円札だけ受け取ったにもかかわらず、一万円札を受け取った情報をレジに打ち込んで、実際には発生していない嘘のお釣り9000円をその客に渡す、なんていうケースです。

この場合もやはり周りの店員に一万円札の実物を見てもらわないといけませんが、もしそれをやってなかったらその時点でその店員が怪しいと気づきます。


疑うべきは客だけでなく、店員もということですね。

ただしこういったケースも後でレジの金額を実際に確認すれば防止できます。

もちろんこんな事態はまず起きることではありません、というか起こしてはいけません。

アルバイトが多いのが理由?

実は「一万円入ります」を徹底している店には特徴があって、それは全国にチェーン展開していることです。

こういったタイプの店は特にアルバイト店員が非常に多いのが特徴です。


アルバイト店員で1年以上も雇用されている人は本当に少ないです。つまり入れ替わりが激しいということです。

すると必然的にアルバイトに対しての信頼性は徐々に下がっていきます。

この前まで高校生で碌に社会人としての教育も受けていない若者も入ってくることもあるので、無理からぬことだと言えます。


信頼性が低い分どうしても周りの店員からも不安な目で見られます、特に接客やレジ打ちでのトラブルは多いです。

そういった店員でも無難に安全に対処できるよう、高額紙幣を受け取った時には金銭でのトラブルを絶対に避けるため実施しているとも言えます。

まとめ

今回はレジ打ちでの「一万円入ります」のセリフの意味と理由について語ってきました。

まとめますと、レジで「一万円入ります」という意味は、釣り銭のトラブル、誤差を防ぐためにあります。

客が悪意を持って釣り銭を誤魔化そうとしても無駄ですし、店員も疑うべき対象に入っています。

そのために周りの店員にも確認をとってもらうわけです。


僕自身は店側がこうした行為を行っていてもあまり気にはしません。やはり防犯というのが大事ですからね。

ただし客が多い混雑時には早く処理を行わないといけないので、そういう場合は効率というか後ろに控えている客のために言わないこともあります。

一万円札で確認を取ってもらう作業がどうしても嫌なら、電子マネー支払いに徹しましょう!
 

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九州出身の雑学&ゲーム好きのアカギです。生活に転がる様々な雑学や政治、宇宙、ソシャゲ、パソコン、勉強関連のネタを中心に記事を書いています。趣味は旅行とチェス、その他レトロゲームのコレクションをこよなく愛します。

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