最近のマイブームとして、100均巡りを欠かさず行っています。
消費税も10%に上がったので、今後はいかに節約するかがカギとなりますよね。となると、できるだけ安く役立つ商品を多く仕入れたいところです。
そんなことを日々考えることが増えた僕ですが、仕事帰りの某バスターミナルにデカいダイソーの店があるので、当然毎日のように足を運びます(^^
そして先日、個人的にこれは凄いと思った商品を発見しました。
その名も
持ち運べる薄型バッテリー モバイルバッテリー スマートフォン対応
です!

これを初めて見た時僕は、
「え?ダイソーにもモバイルバッテリーが売ってるの?凄い時代になったな。」
と改めて感動しちゃいました。
今やダイソーにもこんなハイテクな商品が置いてあるんですね\(^_^)/
たださすがに100円(税抜)という価格ではないです。
今回僕が買ったのは500円(税抜)の製品ですが、それでも一般の家電量販店で安くても2000円は下らないと考えたら、遥かに安いです。
果たしてダイソーの500円のモバイルバッテリーはどんな感じだったのか?
実際に買ってみて使ってみたレビューをじっくりとお届けいたします!
ダイソーのモバイルバッテリーはどんな製品?
ダイソーに売ってある500円(以下税抜表示で統一します。)のモバイルバッテリーを実際に買ってみました。
本当にお買い得だと思います、早速どんな商品かざっくりお見せしましょう!
モバイルバッテリーの本体の主な仕様と特徴は以下の通りです。
- サイズ:縦11.5cm、横6.5cm、厚さ0.9cm
- 重さ:約100g
- 付属品:micro-Bケーブル付き(約13cm)、取扱説明書(紙1枚)
- ポート数:1ポート
- 主な材質:ABS樹脂、塩化ビニル樹脂、銅、鉄
- バッテリー容量:3000mAh
- その他機能:4段階LEDランプによる電池表示付き
定規で測ったら薄さも、約9mmとかなり薄い、iPhone6sよりも小型かつ軽量なので、鞄の中に入れても嵩張らないです!
では使い方を順番に解説していきましょう!
モバイルバッテリーの使い方と注意点!
ダイソーのモバイルバッテリーも、基本的には普通のモバイルバッテリーと使い方は変わりません。大まかに言うと以下の手順となります。
- モバイルバッテリー自体を充電しておく
- モバイルバッテリーとスマホを別売のケーブルで接続する
スマホを外出先でも充電できるのがモバイルバッテリーのメリットなのですが、肝心のモバイルバッテリーの電池がないと意味ないですよね(汗)
だからといってモバイルバッテリーの電力源に電池とかは使いません。
予めモバイルバッテリーをパソコンなどに接続して蓄電し、それから外出先などでスマホとバッテリーを接続して充電するという形になります。
そしてパソコンと繋げる際は、モバイルバッテリーの下部にある「IN」と記された箇所があり、そこに差込口があります。
その差込口に付属品のケーブルを繋いで、パソコンなどに接続します。
この際モバイルバッテリー側にはmicro-B端子、パソコン側にはUSB端子接続となります。
スマホへの接続はUSBのタイプに注意!
さてモバイルバッテリーの蓄電が終われば、次はいよいよスマホと接続です。
今度はバッテリーの下部にある「Out 5V1A」と記された箇所にケーブルを接続します。
だけどここで注意しないといけないのが、USBコネクタの形状と種類です。
スマホを愛用している皆さんにとっても馴染み深いと思いますが、スマホにはどの機種にもケーブルを接続する差込口があります。
このケーブルの差込口の形状がかなり厄介なポイントで、実はダイソーのモバイルバッテリーの付属品のケーブルは、
片方の端子が普通のUSB端子、もう片方がUSB micro-B端子
となっています。

「USB micro-B」というのは上のように細長い台形をした内側に、細長い長方形の穴が開いている形状をしています。
このタイプの差込口に対応しているスマホが今やほとんどないんですね(;^^
多分スマホ事情に詳しい人でしたらわかると思いますが、「今更USB micro-Bかよ!」と思っちゃうでしょう。
実はこの形状の差込口が多かったスマホは、2015年以前のAndroidの機種に多くて、最近では次世代の「USB Type-C」が主流です。
ここでは詳しい説明は省きますが、簡単に言いますと上下対称になっている次世代のUSBコネクタで、耐久力と給電能力、そして転送速度も向上しています。
要するにほぼ上位にあるタイプのUSBコネクタなのです。
さらにもう一つ気を付けるべきは、iPhoneにも使えないということです。
iPhoneは元々Apple独自のLightningという形状のケーブルだったので、USB以前の問題ですね。
ということで付属品のケーブルでは最近のスマホ、iPhoneに繋げられず、充電ができません。
こうなると、専用の別売のケーブルを別途買うか、変換アダプタを使って、無理矢理でも接続するしかありませんね。
変換アダプタの商品リンクを参考までに貼っておきます。
もちろんこれらの変換アダプタも同じくダイソーで購入できます。自分のスマホの差込口のタイプだけは、しっかりと把握しておきましょう!
スマホに繋げ充電!フル充電にかかる時間は?
モバイルバッテリーとスマホへの接続における注意点は、以上でおよそ把握できましたね。
では次に紹介するのは充電についての性能です。
気になる点は、だいたいどのくらいの時間でフル充電できるかということですね。
今回は僕が愛用しているiPhone6sを、38%まで減らして実験してみました。
その結果はと言いますと、
約1時間後でバッテリー残量が90%にまで上昇!
1時間で差し引き52%まで復活というのは、個人的にはかなり凄いと思います。
とても500円の商品とは思えないですね(;^^
そしてそれから 約30分後に100%到達、フル充電です!
38%⇒100%までにかかった合計時間が1時間30分、仮に0%からの充電だとおよそ2時間くらいかかる計算ですね。
因みに今回試したのはiPhone6sでのお話しなので、仮に上位機種(iPhone7やiPhoneXなど)になると、またさらに時間は増えるでしょう。
あくまで参考例としてください。
また気になる発熱についての問題もほぼありませんでした。
温度が高すぎて「あちゃ~!」なんてことは起こりませんし、爆発もしません(笑)
ただし仮にも500円の商品なので、耐久性や持続性については若干劣るかもしれません。
耐久性や持続性については、今後も使い続けてみてじっくり検証していくことにします。
簡単に言えば、1時間で3A(アンペア)分の電流が流せるという意味です。
1時間で3Aの電流で、果たしてどのくらい充電できるのか?
今回の結果からわかるように、本製品のバッテリー容量が3000mAhという表記が仮に正しいものだとすると、iPhone6sのバッテリーを仮に0%からフル充電するのには、約6000mA(約6A)必要だとわかります。
家庭用の電力だと、従量電灯Bの契約が通常30Aなのでそれの約5分の1に匹敵する形です。
おまけ:iPadやiPod touchに充電して使えるか?
最後は個人的に気になった実験を行いました。
実は本製品の裏側の注意事項の欄をよく見ると、こう書かれています。
「iPad等タブレットの充電はできません」
文字通りの意味なんですが、これって「仕様上も完全にできないってことなのかな?」と気になったわけです。
ということで本当にできないのかどうかを実験してみました!
その結果は、
何と普通に充電出来ちゃいました(笑)バッテリー表示の右側に「⚡」のマークがありますよね。
物理的に無理とかそういう話ではなく、やろうと思えばできちゃうわけです。
因みにiPod touchへの充電も普通にできました。
だけど使用上の注意事項の欄にはっきりと「タブレットに使っちゃ駄目!」と書かれているので、
「やろうと思えばできなくはないけど、それだと壊れるリスクが高くなるからやめた方がいいよ。」
と解釈した方がいいですね。
あくまでスマホへの使用を前提に設計されているので、タブレットに使うことはよほど緊急時でない限りはやめた方がよさそうです(;-_-
使ってみて特に不満に感じる点はあまりなかったと言えますが、強いて言うならモバイルバッテリー用の充電ケーブルの長さが短すぎるということですかね。
こちらも定規で測ってみたら、何と約13cm!
これは短い、本当に短い!
どのくらい短いかと言うと、iPhone6sの縦幅にも届きません!
まさにモバイルバッテリーだなって感じですね。やはり500円という安さならではのデメリットと言えるでしょう(汗)
まとめ
以上、ダイソーで購入した500円のモバイルバッテリーの使用感と注意点でした!
細かい点で気を付けるべき点は多いですが、使い慣れれば多くの人にとって助かる一品ではないでしょうか?
今回試したiPhone6Sがやや今更感ある機種なので、何とも言えない部分ではあるのですが、少なくとも、万が一のバッテリー切れには十分対処できます。
最近ではQRコード決済で会計を済ませる人も多いですからね。
そういった人にはバッテリー切れは死活問題です。
いざという時にダイソーに飛び込んで購入すれば、大いに役立つことでしょう!
ただその場合は差込口の形状には気を付けましょう。
今後もダイソーで購入した意外な商品やお役立ち商品をレビューしていきますので、ぜひ楽しみにお待ちください!