紫色の甘い果物といえば、ぶどうですよね。

かくいう私もぶどうは大好きで、ついつい皮ごと食べすぎてしまうくらいです。

しかし大好きな果物ではあるんですが、正しい数え方を聞かれたらちょっと怪しくなるんですよね。

鳩弟子鳩弟子

ぶどうって何個も果実があるから、まとめて数えたらどうなるんだろ?

鷲弟子鷲弟子

果実は「1粒」かな、それとも「1個」?

もしかしたらぶどうの数え方を凄く誤解していたかもしれません。

さらに英語だとちょっと難しい単語を使って表現するんです。

ということで、今回はぶどうの数え方を徹底解説していきます!

フクロウ教授フクロウ教授

収穫の前でも変わった数え方をするよ!

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ぶどうの数え方は?

ぶどうとは一本の軸によって、いくつもの果実が連なった果物です。

それぞれの果実の数え方も気になりますが、その果実全体をまとめた数え方も気になりますね。

  • 果実が連なった状態のぶどうは「」:読みは「ふさ」、1房・2房
  • 果実一つ一つは「」:1粒・2粒
  • 収穫する前は「」、「」:1本・2本、1株・2株
  • スーパーなどでまとめて売られている時は「」、「」、「」:1袋、1箱、1山



鶴弟子鶴弟子

果実全部連なった時は「房」って呼ぶのか!

ではそれぞれの数え方を詳しく見ていきましょう!

果実が連なったぶどうの数え方は「房」

複数の紫色の皮に包まれた果実が軸によって連なった状態での数え方は、「○房」となります。

正式な言葉の意味を説明しますと、「花や実が群がり生じて垂れているもの」となります。

例えば巨峰だと、30個前後の果実が一本の軸に連なっており、それらをまとめて「一房(ひとふさ)」と呼んでいます。

もちろん巨峰のように1粒あたりの果実が大きいと一本の軸に連なる果実の数も減るわけですが、小さい果実になると一房で100粒も連なっている品種もあります。

フクロウ教授フクロウ教授

山形県産の「デラウェア」だと、100粒くらいあるよ

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ぶどうの果実の数え方は「粒」

一本の軸でそれぞれ連なった果実にも数え方があります。

果実の数え方は「一粒」、「二粒」と「」を使います。「個」とは言わないので気をつけましょう!

鳩弟子鳩弟子

「ぶどう一粒(ひとつぶ)どう?」ってダジャレが有名だよね

収穫する前のぶどうは?

ぶどうはブドウ科のつる性落葉低木で実る果物です。

つまり収穫する前は、木の枝からぶら下がっている状態で、この時も数え方は変わります。


実っている木を基準にして数えるので、「○本」、「○株」と数えます。因みにみかんも全く同じです。

「株」というのは、根の植えた植物のまとまり全体を数える際の単位です。


では木一本に対して、ぶどうはいくつ実ると思いますか?

これについてはいろいろと調べたのですが、品種によっても様々あります。

岡山県でブドウ栽培を運営する岡山農園の情報によれば、1本の樹でだいたい150房のぶどうが実ると書かれていました。

1本の樹から採れる房数は約150~160房です。(天候などにより変動あり。)

参考サイト:安藤農園


ぶどう1本とぶどう1房というのは、桁が大きく変わります。

鷲弟子鷲弟子

「1株のぶどう」でだいたい4000粒以上の果実になるわけか!

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お店で売られている時は?

ぶどうもほかの果物と同様、スーパーやコンビニなどで陳列されています。

この時は袋などに詰めされていますが、ぶどうを入れている入れ物ごとに数え方が変わってきます。

詰め 1袋、2袋
箱(ダンボール)詰め 1箱、2箱
ざる盛り 1山、2山

どの容器、入れ物にいれるか、そしてその入れ物に何個入れるかは、お店毎に異なります。

多分お中元などで果物をギフトとして贈る人も多いと思います。

その時一箱でぶどうを2〜3房入れることがありますが、房の数ではなく入れた重量で表現することが多いですね。

巨峰一房がだいたい350グラムなので、1kgだとだいたい3房、2kgと表示されていたら6房分の巨峰が入っていると思っていいでしょう。

ぶどうを英語で数えると?

ここからはぶどうを英語で表現しますが、果実と房で表現が変わってきます。

まずぶどうの果実ですが、英語で言うと「grape」です。

可算名詞なので、複数形にしてOKです。

すなわち「ぶどう2粒」は「two grapes」となります。


次にぶどうの房ですが、これは英語で「bunch」と表現します。

すなわち「ぶどう一房」は英語で「one (a) bunch of grapes」、「ぶどう二房」は「two bunches of grapes」

bunchは単数ですが、房の場合grapeは果実の集まりなので複数形にします。

細かいですが、bunchの複数形は「es」を語尾にくっつけます。多分間違えやすいので気をつけましょう!

フクロウ教授フクロウ教授

同じく「バナナ一房」も「one bunch of bananas」となるよ!



まとめ

今回はぶどうの数え方を詳しく解説してきました。ではおさらいしましょう!

  • 果実が連なった状態のぶどうは「1房」と数える
  • ぶどうの果実の数え方は「1粒」、巨峰は1房でだいたい30粒前後、100粒前後の果実がある品種もある
  • 収穫する前のぶどうは木で実るので、「1本」、「1株」と数える
  • ぶどうは1本の木に、およそ150房実る
  • スーパーでセット販売される時は「1袋」、「1箱」、「1山」など、入れ物で数え方は変わる
  • 「ぶどう1(2)粒」は、「one (two) grape(s)」
  • 「ぶどう1(2)房」は、「bunch」という英単語を用いて、「one (two) bunch(es) of grapes」



果実ごとで数えるか、まとまった状態で数えるかで、単位が変わるので気をつけましょう!

あとは英語での数え方も大事ですね。海外旅行先で「ぶどう1房」を誤って「one grape」と言ってしまうと、「ぶどう1粒」と認識されてしまいますから。

夏に食べる果物の代表格であるすいかの数え方も、詳しく記事にしてまとめています。興味のある方はぜひ御覧ください!




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