普段の生活で書類や封筒などを書く場面が多々訪れると思います。

就活での履歴書や年金関係の書類、NHKの受信料や光熱費関係の契約、さらに携帯電話などの契約、ネット通販など、住所という個人情報は絶対に記載する必要が出てきます。

 
しかし中には住所がとんでもなく長い文字数になる人もいるかもしれません。筆者も以前一人暮らししていましたが、アパート・マンション名まで記載すると記入欄に入りきらないで困ったことがあります(;^^)

 
そこで少しでも文字数を節約するために都道府県名を省略して書いていいか悩みたくなります。

みなさんは都道府県名を記入する際に省略しますか?省略しませんか?

もちろん大部分の人は「いいえ」と答えると思いますが、時々書くのが面倒で省略したいなと思うことはありますし、事実省略していい場面が時々ですがあります。

そこで今回は住所欄で都道府県名を省略してもいい場面について解説していきたいと思います。これを参考にして今後は住所の記入の際に都道府県名の記載の有無で迷わないようにしましょう!

 

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住所を全て記載すると長すぎる!

住所とはその人が住んでいる現在地で物凄く重要な個人情報の一つです。

恐らく自分の住所を知らないという人はいないでしょう、これまで自分が歩んできた人生で何度も自分の住所は書いたことがあると思います。

 
自分も就職活動中には嫌と言うほど履歴書を書いて嫌と言うほど自分の住所を書きました、引っ越しした時には番地名がわからなくて混乱したこともあります。

住んでる場所にも依りますが、都道府県名から番地までフルに記載しようとしても2行使うことはしばしばあります。これにマンション名や部屋番号まで入ったりするとさらに長くなって、記入欄が小さかったりすると入りきらないということもしばしばありますねwww

 
そこで長すぎる住所を少しでも短くするために都道府県の部分を省略してもいい場合が少なからずありますが、次の項でその例外的なケースについて解説していきます。

 

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住所欄で都道府県名を省略していい場合って?

住所欄で都道府県名を省略していいのはどんな場合なのか?

いろいろと調べてみた結果、以下の2つのパターンに限定されるようです。

  • 同県内及び同市内にある公的機関に文書を提出する時
  • 郵便番号7桁を正確に記載した時

市役所で住民票を発行してもらう場合に自分の住所は絶対に記載すると思いますが、その時に都道府県まで入れて記載する人はほとんどいないと思います。

そもそも自分の住民票自体がその市にあるので、県外出身者だということはありえません。故に県名は省略してもOKだということになります。

 
また郵便局に行って知人や家族宛てに何か荷物を届けたい際にも住所が省略できるようです。

この場合送り先が県外の場合でよく知れ渡っていない市の名前が書いてあっても、郵便番号の7桁さえ間違っていなければ都道府県名のみならず市区町村名まで省略できるようです。

ただしそれ以下の町域名までは省略は出来ません、詳しくは以下の日本郵便のページを参考にしてください!
住所の記載省略は、どのようにすればよいのですか?

 
これ以外ですと例えば登記登録をする際には以下の2つのケースに限り都道府県の省略が認められています。

  • 政令指定都市の場合
  • 都道府県名と同名の市の場合

政令指定都市なら福岡市や京都市、名古屋市、札幌市、仙台市などがそれに該当しますがこれらの市はどこの都道府県にあるのかは一目瞭然です。

ニュース番組などでもこれらの市で何か事故や事件があったときにわざわざ県名から読み上げたりはしないですよね?

 
それ以外ですと都道府県名と同名の市の場合は省略可ということですが、これもほぼ明らかだと思います。

わざわざ「大分県大分市」と書くのは正直煩雑ですよね、日常生活でもいちいち大分県まで入れて言う人はいないでしょう。

 

履歴書関係は絶対に省略しない!

市役所などの公的機関に書類を提出する場合、または郵便物を届ける際には都道府県名は例外的に省略しても大丈夫です。

しかし大学の入学関係の書類や就職活動の履歴書関係は自分が在籍して通学ないしは通勤することになるので、当然住所は管理する側として知っておく必要が出てきます。

履歴書関係は重要な公的書類なので都道府県名を省略するのはもっての他です。もちろん横浜市や札幌市などでどこの都道府県かはわかりますが、単純に

  • 仕事に対しても手を抜きそう
  • 社会的常識が欠けている

という印象を持たれるので絶対に書くようにおきましょう!

ましてや全国的にあまり名前が知れ渡っていない市町村名だと、「どこの都道府県ですか?」とか聞かれるかもしれません。

そういったことで相手先の仕事や苦労を増やすのはあまりにも失礼だということは承知しておいてください。
 

まとめ

まとめになりますが、都道府県名を省略していいケースは、

  • 公的機関に重要書類を提出する時
  • 郵便物を届ける際に郵便番号7桁を正確に記入した時
  • 登記登録の際に政令指定都市、都道府県名と同名の市の時

に限られます。

これ以外の場合だと原則として省略してはダメだということです。

どうしても省略したいなら提出先の企業や大学に確認をとるようにしてください、ただしあくまで自己責任の範疇でお願いします。

 
また友人や知人に手紙を出すというケースはこのご時世少なくなったと思いますが、それでも何らかの事情で手紙を送る際には郵便番号7桁さえ正確に記入すればちゃんと相手先に届きます。

しかし中には「都道府県名入れ忘れてない?」とか「都道府県を省略するのは失礼だ!」などといういちゃもんをつける人もいるかもしれません。

そういったトラブルを最小限に抑えるには都道府県を省略しないでしっかりと書いた方がいいということになります!

 

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