冬の時期になると食べたくなる果物といえば、みかんですよね。

ビタミンCも含まれているので、風邪防止にも役立ちます。

さてそんなみかんは、どう数えたらいいかわかりますか?

鳩弟子鳩弟子

普通に1個とかで数えてたけど、違うの?

鷲弟子鷲弟子

そういえばみかんて中に果実があるよね。それはどう数えるんだろ?

みかんの数え方を中に含まれる果実も含めて徹底調査しました!

フクロウ教授フクロウ教授

実は調べたらいくつもあったみたいだ

スポンサーリンク

みかんの数え方は?

みかんは大きく分けて皮を剥く前後の2パターン、収穫する前のパターン、パックやネットに包まれて陳列されているパターンと、合計4パターンで数え方が変わってきます。

  • 皮を剥く前、本体は「」、「」、「」:1個・2個、1つ・2つ、1粒・2粒
  • 皮を剥いた後、中の房一つ一つは「」、「」、「」:1房・2房、1個・2個、1つ・2つ
  • 収穫する前は「」、「」:1本・2本、1株・2株
  • スーパーなどでまとめて売られている時は「ネット」、「パック」、「」、「」、「」:1ネット、1パック、1袋、1箱、1山



鶴弟子鶴弟子

中に入っているのは「房」って呼ぶのか!

皮を剥く前の数え方

みかんの皮を剥く前、皮に包まれている状態での数え方は、「○個」、「○つ」となります。

ただしこれは通常のサイズのみかんの場合の話です。小さめのみかんの場合は「○粒」と数えることもあります。

通常のサイズのみかんといえば、最も普及している温州みかんですが、サイズは高さ5cm、幅6cm、重さは約90gほどです。

これよりもやや小ぶりなみかんの品種といえば、紀州みかん、桜島小みかん、橘などがありますが、いずれもサイズは高さ4cm、幅5cm、重さも70g以内ほどしかありません。

もちろんいくら小さいからと言って、ゴルフボールとほぼ変わらない大きさなので「○粒」と数えると、少し違和感ありますね。

フクロウ教授フクロウ教授

世界一大きいミカンは、熊本県産の晩白柚(ばんぺいゆ)という品種だよ。大きさはメロンとほぼ同じだ!

皮を剥く前のみかんを英語で数えると?

みかんを英語で言うと「satsuma mandarin」です。

1876年に薩摩からアメリカのフロリダ州に伝わったことで、「satsuma」という名称が付けられました。「madarin」はミカン類の植物を意味します。

単に「satsuma」や「mikan」、あるいは「mandarin」を「orange」と言い換えてもOKです。

いずれも可算名詞なので、複数形にしてOKです。

すなわち「みかん2個」は「two satsuma mandarins」または「two satsumas」となります。


スポンサーリンク

皮を剥いた後の数え方

みかんをさあ食べようとした時、通常厚い皮を剥きますね。そして中に入った房一つ一つを分けて食べると思いますが、こうなると数え方が変わります。

分離された房はそのまま「○房」や「○個」、「○つ」と数えます。

ただし「○個」や「○つ」と表現すると、みかん本体のことを指しているのか、みかんの中の房のことを指しているのかわからなくなるので、明確に区別するなら「○房」と数えたほうがいいでしょう。

鷲弟子鷲弟子

通常みかん1個に対して、中にある房の数は10〜11あるよ!

みかんの房を英語で数えると?

みかんの中の房は英語でも数え方は変わります。

英語だと「segment」という英単語を用いて、「a segment of satsuma」、「two segments of orange」となります。

segmentは「区切り、部分」を意味する英単語です。

この場合、satsumaやorangeを複数形にしないので注意してください。


スポンサーリンク

収穫する前のみかんは?

みかんはミカン科の常緑低木で実る果物です。

すなわち収穫する前は、木の枝からぶら下がっている状態で、この時も数え方は変わります。


実っている木を基準にして数えるので、「○本」、「○株」と数えます。

「株」というのは、根の植えた植物のまとまり全体を数える際の単位です。


因みに、1つのみかんが実るのに30枚の葉が必要になり、1本の木にはおよそ20万枚の葉があります。

ここから計算すると、1本の木で実るみかんの数は、約600〜700個にも上ります!


すなわち、みかん1個とみかん1株というのは、全然桁が変わってくるので気をつけてください。

鳩弟子鳩弟子

農家の人が「1株のみかん持ってきますね」と言ったら、ダンボール10個くらいは用意しないとね!

ネットや袋詰されている時は?

スーパーやコンビニなどでみかんが陳列されている時は、ネットや袋、箱詰めされている場合がありますね。

この場合は、みかんを入れている入れ物ごとで数え方が変わってきます。

ネット詰め 1ネット、2ネット
パック詰め 1パック、2パック
詰め 1袋、2袋
箱(ダンボール)詰め 1箱、2箱
ざる盛り 1山、2山

どの容器、入れ物にいれるか、そしてその入れ物に何個入れるかは、お店毎に異なります。

一番メジャーなのは、赤い色のネットに詰められている状態ですね。

1ネットで、だいたい8〜10個くらい入っていることが多いです。

まとめ

今回はみかんの数え方を詳しく解説してきました。それではまとめといきましょう!

  • 皮を剥く前のみかんは、「1個」、「1つ」、小さめのみかんは「1粒」と数えたりもする
  • 英語だとsatsuma、orangeという英単語を用いて、「one satsuma」、「two satsumas」、「five oranges」
  • 皮を向いた後のみかんは、「1房」、「1個」、「1つ」と数える
  • 1房(2房)を英語にすると、「one (two) segment(s) of satsuma (orange)」
  • 収穫する前のみかんは木で実るので、「1本」、「1株」と数える
  • みかんは1本の木に、およそ600個実る
  • スーパーでセット販売される時は、みかんを入れる入れ物ごとに数え方は変わる



今まで何気なく食べていたみかんにも、色々な数え方があって驚きです!

また夏に食べる果物の代表格であるスイカの数え方も、詳しく記事にしてまとめています。興味のある方はぜひ御覧ください!

スポンサーリンク