今年の8月にジョジョの奇妙な冒険の実写映画が公開されます。

ジョジョの奇妙な冒険と言えば週刊少年ジャンプに連載されている超人気漫画で、テレビ朝日の人気番組『アメトーーク』でも特集が混まれるなど、芸能界でもコアなファンが多い作品です。





しかしこれまでにも数多くの人気漫画作品が実写化されてきましたが、その度に原作ファンからは、

  • キャラの設定がおかしい!
  • アイドルを多用するな!
  • 原作の設定を勝手に変えるな!

などと酷評or批判されてきました。

実際に興行収入としても振舞わず大失敗に終わった作品もいくつかあります。中には成功した作品もいくつかありますが、基本的にファンからの批判は非常に多く、実写化は勘弁してほしいという声が多数あるのが現実です。

改めてなぜ漫画やアニメの実写化への批判が多いのか?なぜ実写化は失敗してしまいがちなのか?理由を詳しく解説していきます。
 

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これまでに実写化された主な人気漫画作品の紹介

これまでに数多くの人気漫画作品が実写化されてきました。その主な代表作を紹介していきます。

  • ドラゴンボール
  • 北斗の拳
  • るろうに剣心
  • 怪物くん
  • 銀魂
  • 進撃の巨人
  • ジョジョの奇妙な冒険

人気漫画作品の名前がずらりと並びます、アニメ化されて大ヒットした作品の実写化が目立ちますね。

ところがアニメや漫画では人気があった有名作品も実写化されて大ヒット・成功した事例は少ないのが現実です。駄作と言われる代表作が『ドラゴンボール』の実写映画です。

鳥山明さんの作品で有名な『ドラゴンボール』は、2009年にハリウッドで実写化されて公開されたことがあります。

タイトルは『DRAGONBALL EVOLUTION』、一応ハリウッドが制作なので英語になっていますが、この時点でなんか違うなという感じがしますね(;^^)

 
日本で大ヒットしたアニメなだけに、相当な期待があったのでしょう。

しかし蓋を開けてみたら、製作費4500万ドルに対して興行収入は全世界で5750万ドル、原作者の鳥山明さんからも辛らつな評価を下されただけでなく、モントリオールの映画サイトでも『2000年代最悪の映画・第8位』に選ばれるなど、各方面から酷評の嵐です。むしろ何で黒字になったのか謎です。

ドラゴンボールと言うネームバリューの効果だけで鑑賞した人も少なくない筈です。さらに原作とどこがどう違っているのか、そこの部分を楽しみに見る人もいたと思いますが、それ以前に脚本が薄っぺらすぎたのが最大の原因だったみたいです。
 

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実写化が失敗する理由は?

なぜ実写化が失敗してしまうのかについては様々な要因がありますが、ここでは筆者なりの視点も踏まえて代表的な原因を紹介していきます。
 

2次元と3次元は別物である!

これが最大の理由かなと思います、そもそも漫画やアニメというのは3次元では表現できないからこそ価値がある作品と言えるのです。

これの逆を想像してみてください。実写で大ヒットしたドラマや映画がアニメで大ヒットした事例が果たしてあるでしょうか?

筆者は思いつきませんでした。実写には実写なりの面白さがあります、それをアニメや漫画で表現すると絶対違うものになる筈です。

 
日本で大ヒットしたアニメや漫画は、既に2次元で世界観などが完成されていて大ヒットしています。これの逆もしかりと言えます。

細かく作られてキャラクターや世界観は現実社会を超越していて、その世界観を頭の中で多くの人が確立しています。

すなわち固定化されているのです。

そこに実際の人間が同じ配役でアニメのキャラを演じても、どこか違う感覚は拭いきれません。

もちろん原作の世界観を忠実に再現した作品もなきにしもあらずで、そうした作品は大ヒットを収めていますが、大衆向けに製作しようとしたり、キャスティングの都合上どうしても設定を変えざるを得ないケースが目立ちます、次に紹介するアイドルの起用はその典型例だと言えます。
 

アイドルを多用している!

例えば男性キャラしか出ていないような作品に、女性キャラを無理やり出演させるといった改変もさせることがあります。

そのままの設定だと大衆向けの作品にならないのである程度の変更は致し方ないとしても、よりにもよって演技がうまくない売れっ子アイドルとかを起用する傾向が強いので、なおさら反発が強くなります。

このようにスターやアイドルを出演させれば客が入るというビジネスモデルは、1980年代のいわゆる「たのきん映画」に由来していて、現在でもそれが続いているというわけです。

※たのきんとは、1980年代に活躍した人気アイドル田原俊彦・近藤真彦・野村義男のトリオのことです。

そのアイドル目当てで見ようという観客が多くいれば、より一層原作の設定が改変され世界観が台無しになるのです。

 

低予算で制作している!

CGを多用したり、実績のある大物俳優を起用したりするのは、事前に大ヒットするというのがある程度分かっているからできることであって、ヒットするかどうかわからないような作品ではコストカットは致し方ありません。

特に戦闘シーンや変身シーンなどが多いアニメや漫画では、コストカットは致命的になります。どうしてもCGを多用しないといけない場面も出てきますが、そういった大事なシーンがカットされたり、質の低い映像技術に頼るとやはり手抜き感が否めず駄作になってしまいがちです。

 

まとめ

最後にまとめとなりますが、漫画・アニメの実写化が失敗してしまう原因は、

  • 2次元と3次元は別物なので原作との乖離は必須!
  • 人気アイドルのネームバリューで客寄せを期待している!
  • 低予算で制作している!

この3点に尽きると思います。
 
ただし全ての漫画・アニメの実写化が失敗しているかと言われればそうでもなく、『Dr.コトー診療所』や『医龍』、『のだめカンタービレ』のように成功した作品も目立ちます。いずれも普通の実写ドラマと大差ないような内容になっている作品ばかりなのが特徴で、筆者も最近まで原作が漫画だったとは知りませんでした。

間違ってもドラゴンボールみたいに明らかに非現実的で、CGの多用が必須なバトル漫画を実写化するのはやめた方がいいと思います。

あとは出演している俳優らの演技力次第でしょうか。実力のあるキャスト陣なら安心して見れますが、それでもやはり原作との乖離は最小限にしてほしいものですね(;^^)
 

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