ソシャゲーをやっているとプレイの途中で突然アクセス出来なくなった!

通称鯖落ちと呼ばれる現象ですが、こういう経験がある方はかなり多いと思います。

筆者もスマホゲームを日々プレイしていますが、この鯖落ちにかなり苦しめられています。鯖とはソシャゲーを運営する上で欠かせないデータベースのサーバーを意味しますが、アプリゲームに精通している人なら聞いたことはあるでしょう。

 
特に最近はまっている『黒騎士と白の魔王』というゲームではほぼ毎日この鯖落ちが起きていますね。ゲーム自体は面白いのにこれは残念と言うか、正直何とかしてほしいと思っています。

鯖落ちするたびにアプリを再起動するというのも面倒ですし、何よりMMORPGということもあって他のプレイヤーにも迷惑が掛かります。

このストレスが溜まる鯖落ちですがどうして起きるのでしょうか?原因について自分なりに詳しく調べて記事にまとめたのでぜひご覧ください!
 

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鯖落ちの意味と原因について

鯖落ちとは、正式にはサーバー落ちを意味する単語で、鯖とは”サーバー”の略称、というか隠語的な言葉になります。

決して魚の鯖というわけではありませんよ、間違えないように(;^^)

 
ソシャゲーを普段からよく遊ぶ人にとってはなじみ深い言葉ですが、恐らくほとんどのプレイヤーは経験があるでしょう。

  • クエストに入りたいのに接続不良で入れない!
  • データダウンロード中で止まる!

一瞬自宅のWi-fi環境が悪いのではとも疑いたくなりますよね。しかしWi-fiは別に問題でもないし、スマホの通信制限に引っかかっているわけでもないのに繋がりにくいということは頻繁に起きます。

落ちるというのは日本語ですが、英語に直しますと”ダウンする”という表現が正しいです。

いわゆるサーバーダウンだと思ってもらえればより通じやすいといえるでしょう。

ソシャゲーはどれもそうですが、インターネットを介したゲームサービスなので運営する会社がそのデータを保存して、管理するために大容量のサーバーを保有しています。

ただしソシャゲーは何万人以上と言う多くのプレイヤーが利用するので、個人が使うような安いサーバーでは運用できません。ソーシャルゲームでは1度に大規模な通信が見込まれるためゲームを運営する会社は常にサーバーの管理に気を付ける必要があります。

このサーバーの管理がうまくできていない、もしくは能力が低いと一部のユーザーからは”雑魚サーバー”という蔑称を使われます。

特に大勢のプレイヤーが一度に同じフィールドでバトルをするようなMMORPGでは、鯖落ちが起きやすくなります。

これが顕著に起きやすいのが一定時間で開催されるレイドバトルやレイドボスといったイベント時です、詳しくは以下の記事をどうぞ!
レイドボスの意味とは?倒すためにはスマホの性能も重要!



そもそもサーバーって?

サーバーとはゲームの情報や記録を保存されているデータベースになりますが、全てのプレイヤーはこのサーバーにネットを介してアクセスしないとゲームをプレイすることはできません。

※サーバーの仕組みについて詳しくはコチラ!
サーバーの仕組みをわかりやすく解説!ファミレスと似てる?

もちろんこれまでプレイしたデータも自動で保存される仕組みになっています。

これまではゲームで保存するには個々人で補助記憶装置を別途用意してそれに保存する必要がありました。(プレステだとメモリーカード、PSPだとメモリースティックに該当します。)

しかし近年のソシャゲーはこうしたゲーム上の情報や記録を全て会社側で管理・運営することで、製品版となる記録媒体(CD、DVD、SDカードなど)を大量に生産させる必要がなくなるのでコストカットできます。


さらにはデータのダウンロード方式にすることで時々訪れるアップデートで発見されたバグを修正したり、新しいクエストやガチャで新キャラも追加できるのでユーザーが長期的に遊びやすくなっていると言えます。

こういった面でソシャゲーは、まさにインターネットが普及した近年の新しいビジネスモデルで大きな市場規模になっています。かつて音楽CDの売り上げがダウンロード販売で下がると言われていましたが、その流れがゲーム業界でも起きているということですね。
 

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接続不良は行列のできる店と一緒!

しかしこのサーバーにデータを保存・運営することの問題点は、同時に大人数のアクセスが発生しがちなので、サーバーへのアクセスの順番待ちが発生して接続不良になりやすいことにあります。

行列のできる店と同じで、同じ時間に多くの人がその店に訪れようとしたらお店に入れず外で並ぶ客が出来てしまいます。

 
コンピューターのサーバーでも同様と言えます。近年は性能が飛躍的に向上しましたが、それでも無限に処理できる力は兼ね備えていないので、ゲームのユーザー数が増えれば増えるほど、サーバー側での処理能力が追い付かなくなり接続不良で”落ちる”ということになるのです。

 
例えば昨年リリースされた人気ゲームの『ポケモンGO』は全世界で約1億人近くがプレイしているほどの人気ゲームだそうですが、このくらい人気のあるゲームになると必然的に鯖落ちが起きやすくなります。

こうならないように運営会社ではサーバーの数を何百台にも増やして、プレイヤーをIDごとに一定の数で分けるという工夫も行ってはいますが、それでも十分とはいえずやはり鯖落ちは起きてしまいます。

逆に言えばポケモンGOがそれほど人気のあるゲームという証拠でもありますね(;^^)

サーバーへの接続不良が頻繁に起きると多くのプレイヤーにとってはストレスになるだけです。もちろん詫び石も多くもらえたりしますが、それだと会社側にとっても不利益なので、これを機にGoogle並みの強固なデータセンターを設けてほしいものです。



リリースされたばかりのゲームは起きやすい!

この鯖落ちですが人気のあるスマホゲーム特有の現象と言うわけではありません。基本的には運営する会社のサーバーの保有台数や処理能力に依存するのですが、リリース当初のゲームアプリでも起きやすいと言えます。

例えば先日リリースされたばかりのテラバトル2というスマホゲームですが、リリース当初からメンテナンスが相次いで起きて大変だったようです。

リリースされたばかりのゲームと言うのはどんなゲームなんだろうと興味本位でダウンロードしたりするプレイヤーも多いですし、何よりこのゲームは雑誌でも大々的に特集されていたので多くのプレイヤーが初日に一気にダウンロードしたため、接続不良が起きてこれがメンテナンスに繋がったようですね。

もちろんこういった接続不良が起きるのはほぼサーバー側の問題ではありますが、突然サーバーに繋がらなくなると不安になるプレイヤーは多いですからね。特に情報セキュリティの面でもサーバーの管理は重要と言えます。

 
また鯖落ちとは直接関係はないですが、突然のサイバー攻撃に耐えられるゲーム運営会社が果たしてどれだけ存在するのか、情報セキュリティの耐久性に関しても近年はより強化させる必要があると言えます。
 

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