と言えば、ご存知長寿の象徴としても名高い動物です。

その亀は爬虫類に属しますが、数え方で悩んだことはありませんか?

鷲弟子鷲弟子

普通に爬虫類だから「一匹」、「二匹」って数えていいんじゃない?

鳩弟子鳩弟子

いや確か「一頭」って数えることもあったような?

こんな感じで亀の数え方は、「匹」と「頭」、どっちを使っていいのかどうか迷いますね。

実は調べたら亀のサイズや種類によって変わることがわかりました。

ということで、今回は亀の数え方を詳しく見ていきましょう!

フクロウ教授フクロウ教授

亀の年齢の数え方も紹介するよ

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亀の数え方は2通り?

今ではペットとしても人気が高まってきた亀ですが、その数え方は基本的には以下の2通りあるみたいです。

  • :読みは「ひ(ぴ)き」、一匹・二匹
  • :読みは「とう」、一頭・二頭



鶴弟子鶴弟子

「一匹」はわかるけど、亀が「一頭」とはちょっと考えづらいな

結論から言えば、亀の数え方の単位は基本的には「匹」で、一部の種類は「頭」と数えてもいいみたいです。

亀と言ってもけっこうな数の種類がありますから、「頭」と数えていい亀の種類も含めて詳しく見ていきましょう!

通常サイズの亀の数え方は「匹」!

亀とは甲羅がある爬虫類で有名ですが、実に様々な種類があります。

中でもペットとして人気のある亀と言えば

  • クサガメ(ゼニガメ)
  • ミドリガメ
  • キバラガメ(ミドリガメの亜種)
  • コロンビアアカジャクガメ
  • ヘルマンリクガメ
  • ミシシッピニオイガメ

などいろいろありますが、いずれも体長は平均20〜30cm、最大でも50cm程度。中には成長しても手の平サイズに収まる種類もいます。

このように亀は基本小型の動物であるため、助数詞は「匹(ひき)」を使うのが原則です。

ペットとしての亀を「一頭」と数えることはほぼありません。


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大型種や希少種は「頭」と数えることも?

ペットとしての亀は基本小型種であるため、「一匹」と数えるのが妥当です。

しかし世の中広いもので、人間とほぼ同じサイズに成長する亀もいるんです。

その代表種が「オサガメ」、ウミガメの一種ですが、最大で180cm近くある個体も発見されています。

またガラパゴス諸島生息でお馴染みのガラパゴスゾウガメや、セーシェル諸島に生息しているアルダブラゾウガメなどゾウガメ類は、1m以上の個体はザラにあります。

動物で「頭(とう)」と数えていいのは、馬やライオン、象など人間より大きいかほぼ同じサイズの動物だけですが、ゾウガメやオサガメなどはこの条件に合致しますので、亀の中でも例外的に「一頭」と数えてOKです。

※実はコウモリも「一頭」と数える場合があるんです。詳しくは下の記事をどうぞ!




リクガメがいかに巨大な動物かがわかる動画を発見したので御覧ください!

これだけ大きいと、確かに一頭とか二頭と数えてもよさそうですね。寿命も人間並みかそれ以上です。

因みに絶滅種ではありますが、全長4mほどのアーケロンというウミガメも生息していました。

フクロウ教授フクロウ教授

亀は雌の方が大型化しやすいんだ

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亀を英語で数えると?

亀を英語で言うと実は2つの英単語があります。

turtle」と「tortoise」の2つあるのですが、結論から言うと、

  • ウミガメがturtle
  • リクガメがtortoise

となります。


両方とも可算名詞なので複数形にしてOKです。

すなわち「ウミガメ2匹」は「two turtles」、「リクガメ2頭」は「two tortoises」となります。

おまけ:亀の年齢の数え方は?

亀の個数ではなく、年齢の数え方も気になったので調べてみました。

基本的に亀の年齢も人間と同じように、1年経てば1歳、2年経てば2歳という流れで数えていきます。年齢の単位には人間と同じ「歳」を使用します。


亀は長寿であることから、人間と同じように「1年が1歳」と覚えおけば大丈夫ですが、クサガメやミズガメなどの小型の種は長くても約40年ほどしか生きられません。

以上から

  • ペットなどの小型種は、1年で人の2倍
  • リクガメやオサガメなどの大型種は、1年は人と同じ1歳

というのが亀の体感年齢となります。


亀は10歳頃までは、甲羅に出来る縞の線の数で年齢がわかります。

縞の数が1本だったら0歳、2本だったら1歳と判断できます。木の年輪と同じ感じです。

ただこの縞ですが成長するにつれ消えていくようです、数えられるのは10歳頃までとされています。

まとめ

今回は亀の数え方の紹介でした。それではまとめといきましょう!

  • 亀の数え方は「匹(ひき)」、「頭(とう)」
  • ペットとしての亀は基本小型なので、「匹」で数える
  • オサガメやリクガメなどの大型種は、「頭」で数える場合もある
  • ウミガメは英語で「turtle」、「2匹のウミガメ」は「two turtles」
  • リクガメは英語で「tortoise」、「2頭のリクガメ」は「two tortoises」
  • 亀の年齢は、小さい種なら1年で2歳ほど、大型種なら1年で1歳と数える
  • 生まれが間もない亀は甲羅の縞の数で年齢がわかる



普段小さい亀しか見ない人にとっては「一頭」と数えるのは凄く違和感でしょう。

またほかにも意外な数え方をする動物はいるんですよ。興味のある方はぜひ御覧ください!




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