おつまみの定番の豆食品といえば、枝豆ですよね。
枝豆が大好きでついつい食べすぎてしまう人も多いでしょう。
しかし身近な食べ物ではあるんですが、正しい数え方を知っている人はどのくらいいるでしょうか?
豆が入っている莢はまとめて数えたらどうなるんだろ?
豆は「1粒」かな、スーパーなどではどう数えるんだろ?
さらに英語でもどう数えるんだろうと疑問に思いましたので、今回は枝豆の数え方を徹底解説していきます!
枝豆は豆とその外皮とで単位は変わるよ
枝豆の数え方は?
枝豆とは緑色をした外皮によって、いくつもの豆が入った大豆です。
それぞれの数え方も気になりますが、その全体をまとめた数え方も気になりますね。
- 中に入った豆は「粒」:読みは「つぶ」、1粒・2粒
- 豆の入ったさやは「莢」か「個」:1莢・2莢、1個・2個
- スーパーなどでまとめて小売されている時は「袋」、「山」、「把」、「束」:1袋、1山、1把、1束
豆が入った枝豆は「莢」って呼ぶのか!
ではそれぞれの数え方について詳しく見ていきましょう!
さやに入った豆の数え方は「粒」!
枝豆と言えば一つの莢に豆が入っています。この莢に入った豆の数え方は、「○粒」となります。
莢とは刀の入れ物のことですが、豆が入った枝豆の細い三日月の皮の入れ物を指します。
基本的に一つの莢に対し、豆は3粒入っていることがほとんどです。
稀に4粒も入っている莢もあります。
「1粒」しか入っていない時もあるよ。やるせなくなるよね
枝豆の莢の数え方は「莢」と「個」
枝豆は普通豆が3〜4粒が入った状態が基本形です。
その豆を覆っている外皮を「莢」と呼ぶので、まとめて「1莢」、「2莢」と数えます。
「莢」は「個」で代用してもOKです。因みに「莢」という言葉は、辞書で調べるとこう書かれていました。
さや。豆類の種子を包む外皮。また、その形をしたもの。「薬莢」
引用元:goo辞書
お店でまとめ売りされている時の枝豆は?
枝豆はスーパーやコンビニでも売られています。
もちろんこの場合は、枝がついていて複数の莢がまとまった状態で売られているわけですが、その分け方、入れ方によってまた数え方の単位は変わってきます。
袋詰め | 1袋、2袋 |
ざる盛りされている時 | 1山、2山 |
紐などで束ねられている時は把か束 | 1把、1束 |
どの容器、入れ物にいれるか、そしてその入れ物に何個入れるかは、お店毎に異なります。「把」というのは、そうめんの数え方にも使われます。
また袋については、藁むしろで作られた「叺(かます)」という単位で数えることもあります。
まとめ売りされている時は、個数はわかりませんが重さで表示されていることが多いです。
3粒入った枝豆1莢がだいたい5gなので、1kgだとだいたい200莢、2kgと表示されていたら400莢分の枝豆が入っていることになります。
枝豆を英語で数えると?
ここからは枝豆を英語で表現しますが、果実と房で表現が変わってきます。
まず枝豆の豆自体ですが、英語で言うと「green soybean」です。
可算名詞なので、複数形にしてOKです。
すなわち「枝豆の豆2粒」は「two green soybeanss」となります。
ただし枝豆は日本食として海外でも通じる言葉ですから、そのまま「edamame」と言っても大丈夫です。
例:Would you like some edamame?
枝豆はいかがですか?
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まとめ
今回は枝豆の数え方を詳しく解説してきました。ではおさらいしましょう!
- 枝豆の豆は「1粒」と数える
- 枝豆の豆が入った莢の数え方は「1莢」と「1個」、1莢でだいたい3粒、多い時で4粒入っている
- スーパーでセット販売される時は「1袋」、「1山」、「1把」、「1束」など、入れ物で数え方は変わる
- 枝豆1莢が5gなので、1kgなら約200莢、2kgなら約400莢となる
- 「枝豆1(2)粒」は、「one (two) green soybean(s)」
枝豆の豆と莢、さらに小売されている時とで単位を分けるよう心がけましょう。
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