コンビニやスーパー、さらに社員食堂でも当たり前のように売られているのが弁当!
昼食時には欠かせない人も多いと思います。中には自宅で作った料理を入れて持参する人もいるでしょう。
しかしその弁当は、ちょっと意外な数え方をするって知ってましたか?
箱に入っているから、「1箱」じゃないかな?
「1つ」や「1個」って数えても問題ないと思うけど、ほかにもあるの?
調べたらけっこう意外な単位もありましたよ!
ということで、今回は弁当の数え方について徹底的に調べてみました!
弁当は、食材を入れる箱の種類で単位が変わるよ
弁当の数え方は?
改めて弁当の数え方ですが、何と大きく分けて5通りもあるんです!
- 弁当本体は「個」:1個・2個
- 重箱弁当は「重」:1重・2重
- 折り箱弁当は「折」:1折・2折
- 業者の間では「本」:1本・2本
- 食べた回数として「食」:1食・2食
「重」とか「折」とか聞いたことない単位だな
弁当はご飯やおかずが入った携帯型の食料なわけですが、その入れる箱によって単位は変わります。それぞれの単位を詳しく見ていきましょう!
弁当の数え方は「個」!
スーパーの弁当、コンビニ弁当、駅弁など世の中には数多くの弁当がありますが、「1個」と数えます。
基本的にどの弁当にも共通しているのが、長方形の薄型のプラスチックの入れ物に食材が入っている点です。
また家で作った料理を、市販の弁当箱に入れて会社や学校に持っていく人も多いですが、数え方は変わりません。
重箱を使った弁当の数え方は「重」!
おせち料理などでよく用いられる重箱に入った弁当もあります。この場合の数え方は、「重」を使います。
ただし気をつけないといけないのは、箱の数です。
重箱とは上のように、何段も箱が重なった構造をしています。
そのため単に「1重」と言っても、箱が3つ重なっていることもあります。
普通は「弁当1個=1つの箱」と認識されますが、「弁当1重」と言った場合「弁当2個」か「弁当3個」と頭の中で置き換えてあげましょう!
折箱を使った弁当の数え方は「折」!
薄板やボール紙などで作られた折箱を使った弁当に関しては、「折(おり)」という単位を使うルールもあります。
一見「箱」と間違えてしまいそうですが、あくまで「折」なので気をつけましょう。
また折箱は重箱と違って重ねたりはしないので、「1折=1個」という認識で大丈夫です。
※因みに同じく「折」と数えるもので、和菓子の羊羹もございます。
和菓子の羊羹といえば「棹」という独特の数え方をしますが、なぜ「棹」と数えるのでしょうか?そして調べたらほかにもいろいろな数え方をするみたいです。意外と知らない羊羹の数え方の由来を大特集していきます!
弁当業者の間では「本」!
弁当業者の間では弁当1個のことを「1本」とも数えます。
独特な数え方ですが、特に駅弁販売店などで聞いたことある人も多いでしょう。
食べた回数で数える時は「食」!
弁当とは携帯型の食料にあたります。
そのため1個だろうが、2個だろうが食べた回数で数えることもできるので、その場合は「1食」とか「2食」と数えます。
この場合は弁当箱の個数とは違い、あくまで食べた回数なので、例えば大食いの人に対して使う「1食分の弁当」と、少食の人に対して使う「1食分の弁当」は量と数が異なります。
「『ほっともっと』で1食分の弁当を買った」とだけ言っても、それが弁当1個だとは限らず、弁当2個の可能性もありますし、3個の可能性だってあるわけです。
弁当を英語で数えると?
弁当を英語で言うと、そのまま「bento」になります。
ただし敢えて英語として表現するなら、「box lunch」か「packed lunch」となります。
複数形にするときは、「lunch」の部分を複数形にします。すなわち「弁当2個」は
- two box lunches
- two packed lunches
となります。
まとめ
今回は弁当の数え方を解説してきました。それではまとめといきましょう!
- 弁当の基本的な数え方は「個」
- 重箱に入った弁当は、「1重」と数える
- 折箱に入った弁当は、「1折」と数える
- 弁当業者の間では、「1本」とも数える
- 弁当を食べた回数は、「1食」と数える
- 「弁当2個」は英語で「two box lunches」、「two packed lunches」
毎日のように見る弁当ですが、数え方がわかると、また違った楽しみ方も出てきそうです。
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