お正月になると新年を祝うために実家に帰省したり、親戚の家に遊びに行く家庭が増えます。

昔からの風習ですっかり定着していますが、中でも子供にとって嬉しくなるのがお年玉をもらうことですね。

筆者も子供の頃は両親の実家に帰省してお年玉をもらっていました、そのお金で好きなゲームやおもちゃを買ってもらったのは今でも思い出として残っています。

しかし年齢が上がるにつれて徐々にですが、お年玉をもらうという行為に対して若干の抵抗を感じ始めます。素直に喜んでいた子供の頃とは違ってお金の大切さをわかり始めるからです。特に大学生の子供にはお年玉をあげるべきか否か迷いやすい年ごろと言えますね。

筆者の場合は大学生の時に一人暮らしをしていたので、どのみち仕送りとしてお金が必要でしたからその一貫でもらっていましたね。もちろん断る理由はなかったのですが、自分自身有効に使えていたのか今振り返るとやや疑問ですね(笑)

そこで今回は大学生がお年玉をもらうのは改めてアリなのか?ナシなのか? またあげるとしたら、いくらくらいが妥当かも具体的に解説していきます!
 

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大学生の子供にお年玉をあげる割合は多い?

そもそも大学生の子供にお年玉をあげるべきか否か? みなさんはどう考えていますか?

筆者がいろいろな情報サイトを見て調べてみた結果、賛否両論はありますがだいたい大学生の7割近くの方がお年玉をもらっているという調査データがあるようです。

あげる側の理由としても様々で、主に以下のようなものがあります。

  • 大学生とは言えまだ社会人になっていないから
  • 就職するまではあげると決めているから
  • 大学生はいろいろとお金がかかるから
  • あくまで正月祝いとして渡すものだから
  • どのみち仕送りとしてお金が必要だから

 
また中には成人になるまではあげる、という考えの方もいるようです。

大学生=成人というわけではないので、この考えでいくとしたら大学1年生にはあげてもOKだということですね。2年生以上は成人、すなわち大人になるからあげないというのは少し頷けます。

 
逆に大学生でお年玉をあげる側に立っている方もいるようです。これは例えば親戚に幼い子供がいた場合の話で、アルバイトなどで稼いだ金額を渡す学生も少なからずいるようです。もちろん財布に余裕のある人限定のお話ですが(;^^
 

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大学生にあげるお年玉の相場は?

大学生にあげるお年玉の相場は、1人に対して1万円というのが妥当なラインと言えるでしょう。

多い人で5万円近くのお年玉をもらう学生もいます。と言うのも大学生の場合は、親元を離れて一人暮らしをしているパターンもあるからです。月々の家賃や光熱費でかなりの生活費がかかるはずなので、お年玉以前に毎月仕送りで10万円以上の金額はもらっていることになります。

一人暮らしで仕送りをもらっている大学生がいるのなら、仕送りの額を増やす形にすれば実質それがお年玉になるので、あまり問題はないでしょう。
 

アルバイトで稼いでいる学生にはあげなくていい?

中にはアルバイトで月にかなりの額を稼いでいる大学生もいます。筆者も大学時代にはアルバイトをしていましたが、一番多かった月で5万円くらいでした。

といっても暇になる夏休みか春休みの時限定でしたけどね。1年中アルバイトをしていると学業に支障をきたすのでやりませんでしたが、車を買いたいという学生は必死こいてバイトで稼ぎます。

さすがに車を買うぐらい稼いでいる学生にお年玉をあげるというのは無理があるかもしれません、むしろあげる側に立つべきですね。
 

お年玉よりも入学祝いの方が大事?

大学生は世間一般から見たら大人なのでお金の大切さはわかっていると思います。アルバイトをしているのなら尚更です。

どうしてもお年玉という形で渡すのに抵抗があるのでしたら、大学に合格したということで入学祝いとして渡すようにしましょう。

形式は違えど同じお金であることに変わりはありませんからね。もちろん余裕があればお年玉と別々に分けて両方渡すというのもアリですが、基本的に新入生に関してはお年玉よりも入学祝いの方が優先度が高いです。受験勉強を必死に頑張ってきた学生でしたら尚更です。

 
また成人以降は渡さないというルールを決めているのであれば、19歳の時には渡して成人を迎える年には成人祝いという形で渡すというのも手です。成人の日は正月にあるので、成人祝いがお年玉となるわけです。やはり入学祝いと同じで渡す優先度は高いですね。
 

最後に一言!

いかがでしたか?大学生のお子さんがいる家庭でお年玉をあげるかどうか迷っている方でしたら、今一度深く考えてみてください。

ただし最後に一つだけ忠告すなら、お年玉というのはあくまでも「お正月を祝い、目上の者が目下の者へ贈答する」というのが本来の意味になります。

ですので親や祖父母が大学生にお年玉を渡したからと言って、恥ずかしくはないので気にする必要はありません。むしろ本来の意味に沿った行為と言えるので、あまり年齢などにはこだわるべきではないと言えます。

 
それでも世間一般ではお年玉はすっかり子供に金銭を渡す行為として定着しています。

なかなかそういうイメージを払拭しづらいですが、仮にトラブルになるようでしたら何歳までお年玉をあげるかあげないかは事前に両親や親戚との間で、取り決めておいた方がいいでしょう。
 

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