大学の授業は高校と違って授業時間も90分に増えたり、第二外国語を履修しないといけなかったりして、難易度なども一気に上がります。慣れない内は大変と思いますが、7月まで頑張れば待望の夏休みが到来します。
大学の夏休みは本当に長くて、8月と9月の約2か月間という超長期な休みです。
これほど長い休みだとかなり遊び放題ですね!勉強で忙しかった分、反動も大きくて一気にはじけてしまう人も多いでしょう。
ただし長すぎる分、ダラダラと過ごしてしまいがちで、大学生という自覚も薄れて無駄な時間を過ごしたなと後悔する可能性は高いです。
もちろんある程度の息抜きは大事ですが、せっかくの長期休暇で遊びまくるというのは本当にもったいないですし、何のプラスにもなりません。かくいう筆者も大学の夏休みはかなり遊んでいましたね。今考えたらもっと勉強しておけばよかったとつくづく思います。
そこで今回は大学生が夏休みを有意義に過ごすためにはどうすればよいか、オススメの過ごし方をいくつか紹介します。
特に今年新しく入学した大学生の方はしっかりと心得ておくようにしましょう!
大学生が有意義に夏休みを過ごすには?
1カ月半か2カ月近くもある大学生の夏休みをどう過ごすべきか?
いろいろ考えた結果、筆者がオススメする有意義な夏休みの過ごし方を以下の12パターンに絞りました。
- アルバイトを経験する
- 敢えて勉強しまくる
- 運転免許をとる
- とにかく本を読みまくる
- 旅行・遠出をしてみる
- 短期留学をする
- 洋画をたくさん観る
- 一人暮らしを始める
- インターンシップを経験する
- 新しい趣味を始める
- スポーツなどで体を鍛える
- 将来の夢・目標を真剣に考える
それでは順番に解説していきますね!
⇒大学の夏休みの平均期間は?国立私立での違いも含め大特集!
アルバイトを経験する
遊ぶ以外で最もポピュラーな夏休みの過ごし方はバイトをするということになりますね。生活費も稼げるので、多くの人は夏休みの間だけでも短期バイトを経験すると思います。
ただし最近ではブラックバイトという言葉もあるように、大学生であるにも関わらず無理な労働時間や残業代を払わないといった業種もあるそうです。
特に飲食店が圧倒的に多いです。筆者も昔某有名な外食チェーン店の厨房で働いていましたが、けっこうハードでした。
またTwitterなどで自分の仕事場をカメラで撮影してその画像を投稿するという悪戯も流行っていたことがありましたが、決してそんな馬鹿な真似だけはしないように!
アルバイトで働くということは、お客にサービスを提供する側に立つという意味で責任重大だという認識を持つようにしましょう。
大学生で夏休みのバイトとなると定番はプール監視員ですね、詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください!
プール監視員バイトは楽なのか?仕事内容も詳しく紹介!
敢えて勉強しまくる!
これに関してはごく少数派だと思いますが、敢えて勉強しまくるという選択肢もアリです。後期に学習する予定の科目を予習してインプットしておけば、講義の時でもスラスラと頭の中に入ります。
また前期で学習した科目の復習をしておくのも大事です、高校の受験勉強の時に「予習と復習が大事だぞ!」と担任の教師や予備校の教師が盛んに主張していたと思いますが、それは大学の授業でも変わりません。
特に大学の授業は本当に難易度が高く覚える量も非常に多いので、そういった意味では高校よりも予習復習に全力を注いだ方がいいかもしれません。
中には再試や追試関係で勉強せざるを得なくなった学生も少なからずいるでしょう。
選択科目であれば最悪試験に落ちても大丈夫ですが、必修科目の試験で単位が取れないとなると卒業に関わるのでかなり深刻です。
ただしここで猛勉強すれば絶対に他の学生と差を開けるので、どうせ勉強するんだったら開き直って「首席を目指す!」という意気込みで頑張った方がいいでしょう。
あと大学生で勉強を効率よくするにはノートパソコンを持参した方がいいです。
通信講座やネットでいろいろ検索して調べられるのに便利ですし、何よりこれまで自分が勉強した内容を全て記録できます。
昔は大学ノートにたくさん手書きで残すしかなかったのですが、今となってはノートPC1台あれば十分です。タイピングスキルも上達するので一石二鳥ですね。
運転免許をとる!
普段は講義と重なって行きにくい運転免許の教習所も、夏休みなどの長い休みなら通いやすいです。運転免許証は身分証明の代わりにもなるので取っておくに越したことはないです。
中でも合宿免許がオススメです!
合宿免許とはその名の通り教習所ではなく、宿泊施設に一定期間滞在しながら運転免許を取得するために集中して教習を受けることを言います。
普通に自動車学校に通うよりも価格が安く短期間で取得できますが、その分スケジュール的には過密で忙しい傾向もあります。
自分のペースに合ったスケジュールを組みたいという方には不向きかもしれないですね。
とにかく本を読みまくる!
本を読むと言ってもマンガ本やゲームの攻略本ではありませんよ。
これからの人生に役立つであろうビジネス本や資格の本、もしくは自己啓発本がオススメです。
個人的にお勧めしている本が以下の本です、自己啓発の分野では非常に有名で世界的なベストセラーなので読んで損はないです!
旅行・遠出をしてみる!
せっかくの長い夏休みでダラダラと過ごすのは本当にもったいない、かといって勉強もしたくない!という人は旅行することを推奨します。
旅行はお金がかかりますが、非日常の体験を味わって気分転換するというのはかなり新鮮な気持ちになれます。最近ではインスタグラマーと言って、旅行先で撮影した写真を投稿するのが流行っているみたいです、この機会に挑戦してみては?
またお金に余裕があれば海外旅行もオススメです、長い休みだからこそ長期的な計画が立てられるので、この機会を逃さないようにしましょう!
夏休みの海外旅行の穴場はどこ?海以外の自然も満喫しよう!
短期留学をする
海外には行きたいが、どうせ行くなら語学力や勉学を磨きたい!という人もいるでしょう。
そういう人には短期留学がオススメです。短期留学もお金はある程度かかりますが、新しい体験や出会いが生まれやすいです。
いろんな意味で海外留学は本当に貴重な経験となります、長い休みだからこそぜひ留学を検討してみましょう。
また大学で習うことになる第二外国語の勉強にも役に立ちます。
第二外国語のおすすめはどれ?ビジネス向きで選ぶならコレ!
例えばスペイン語を履修しているならスペイン、ドイツ語を履修しているならドイツ、中国語を履修しているなら中国などに留学するのもアリですね。
こういった国に行けば直接ネイティブの人と会話できます。グローバル化が避けられない今後の日本では、こういった体験をしたことは最大の強みとなるでしょう。
洋画をたくさん観る
個人的にオススメしているのが、人気のある洋画を観まくることです。
最近では「Hulu」や「Netflix」、「TSUTYA プレミアム」などと言った動画配信サービスが豊富で、スマホやタブレットからも手軽に観れるようになりました。
「海外旅行や留学に行きたいけどそんなお金なんかない!」
という人も多いと思いますが、そんな人が手軽に英語のリスニング力を磨くにもこれらの動画配信サービスを利用することです。
多くの作品を“字幕吹替え”で観れますし、慣れれば字幕なしで観てみましょう。
こちらは月額1000円(税抜)で約1万タイトルの動画が見放題で、店舗に行けば旧作DVDの借り放題サービスもついています。
近くのTSUTAYAの店舗がある方はぜひ検討してみてください!
一人暮らしを始める
大学が実家からある程度近くにある人なら、わざわざ一人暮らしを始める必要はありません。
しかし通えなくなないけど、やっぱり電車やバスを乗り継がないといけないし不便で時間がかかる!
と感じる人も少なくないかもしれませんね。
そうなると夏休みに思いきって、激安なアパートやマンションを借りて一人暮らしを始めるのもアリかもしれません。
どのみち就職したら一人暮らしはせざるを得ない人は多い筈なので、この機会に体験してみてはどうでしょう。
お金はかかりますが、1ケ月分の生活費の内訳(家賃や光熱費、食費など)が身に染みてわかるはずです(;^^)
インターンシップを経験する
インターンシップとは「職業体験」のことですが、就活前の時期に企業が自主的に行っているケースが多いです。
インターンには主に
- 会社の簡単な紹介や仕事内容を説明するだけのインターン
- 会社からの課題を解決するのが目的の短期インターン
- 実際の業務を1~2カ月ほど体験する長期インターン
などがありますが、個人的にオススメなのが長期インターンですね。
何と言っても実際の業務を体験できるというのが強みですが、中には給料を出してくれる会社もあります。
もちろんインターンなのでそこまで高い金額は望めないでしょうが、職業体験しながら稼げるので、アルバイトする意味なんかありませんね(笑)
また実際に、インターンに参加した企業で内定が決まる例もあるかもしれません。
確実かどうかはわかりませんが、本選考でインターン参加中の能力や態度の良さで採用に有利に働きやすくなるかもしれません。
自分が入ってみたい企業でインターンが行われていたら、是が非でも参加してみましょう!
新しい趣味を始める
長い休みだからこそ新しいことにチャレンジするのにピッタリです。
自分が前から興味を持っていたことなどがいいですが、どうせ始めるなら楽しくてやりがいor有意義な趣味がいいですね。
例えばギターを弾いてみたり、サイクリング、小説を書くなど、とにかく今まで自分が体験したことのない画期的な趣味を味わってみましょう。
意外と自分にピッタリ合った趣味や新しい発見が見つかるかもしれません。
何かに没頭したり夢中になることは、気分転換やストレス発散にもなるので決して無駄なことではありません。
スポーツなどで体を鍛える
本格的にジムに通って肉体改造、という人もいるかもしれませんが、例えばサークル活動に励んだり、毎日ジョギングやランニングを欠かさずする程度で十分です。
自分の体力に合わない無理な運動をするとかえって逆効果ですが、運動せずダラダラするのも問題でしょう。
夏は暑いのでマリンスポーツがオススメです。海に行ってサーフィンに没頭するのもいいですし、プール施設に行って泳ぎまくるのもかなり効果的ですよ。
将来の夢・目標を真剣に考える!
個人的に最も大事な点がこれだと考えます。何故なら現在多くの大学生が何のために大学に入学したか、その目的というか意義をはっきりと心に刻んでいないからです。
高校時代は志望大学に合格するために必死こいて勉強しまくっていたと思いますが、いざ大学入学が決まれば途端に目標を失う人が多いです。これがいわゆる“中だるみ”ですね。
しかしここで誤解してほしくないのですが、大学入学をゴールだと決めつけないことです。最終的に自分がどういった職業に就きたいのか、どういった仕事をしたいのか、一番大事な点はそこなのです。
そのために今一度自分の将来の夢や目標を再度検討しましょう!
自分がなぜこの大学に入りたかったのか、将来何になりたいのか、目標を明確に設定しないとやる気というかモチベーションの維持ができにくいです。(ただし多くの学生はこれをやらないです、いわゆる“意識低い系”と言われている人のことですが、せめて目標の設定を明確にしておくだけでもこういった学生と差を広げられます。)
最後に一言!
以上が筆者がオススメする過ごし方12選です。大学の4年間は本当に大事な4年間です、夏休みのみならず実は春休みもかなり長くて両方とも約2か月間あります。
合わせたら4カ月の長期休みがあるということで、日数に換算すると約120日分になります。
この120日分の休みが大学2年と3年にも来るわけです。4年生の時は卒論で忙しくなるので実質ないという人も多くなりますが、積み重なると1年分の期間に匹敵するので、自分の好きなことが山のようにできるのです。
しかしそれと同時に他の学生といかに差をつけるかも、この夏季休暇の肝となります。
勉強やバイト、さらに読書など知識や経験に投資を惜しまないようにしておけば他の学生とかなり差を広げられます。
長い休みとなるので焦る必要はないですが、決してダラダラと過ごすことがないようにしましょう!