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閲覧と観覧の意味の違いを徹底解説!使い分けや類義語もまとめたよ

投稿日:2019年9月29日 更新日:

僕は普段からネットのサイトを閲覧することが、すっかり日課となっています。

昔はパソコンだけしかなかったのですが、今ではスマホがあるので、電車の中だろうが仕事の休憩中だろうが手軽に出来ちゃいます。





だけどここで少し気になったことがあります。

何気なく「閲覧」という堅苦しい言葉を使いましたが、これって普通の「見る」とどう違うのでしょうか?

また同じような言葉で「観覧」という言葉もありますよね?


観覧といえば遊園地にある「観覧車」を思い浮かべる人も多いでしょうが、同じ「覧」という漢字を使っているだけに、その意味の違いと使い分けが凄く気になりました。

ということで今回は閲覧の意味を、観覧との違いも含めて詳しく見ていくことにしましょう!


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閲覧と観覧の意味の違いとは?

閲覧と観覧、なんとなく意味的にも似ていて、その微妙な違いが凄く気になりますね。

結論からになりますが、その違いを一言で解説しますとこうなります。

  • 閲覧とは、書物などを調べたり読むこと
  • 観覧とは、娯楽などを見て楽しむこと



閲覧が書物などを見る行為で、観覧が見て楽しむという行為ですね。

やはり同じ「見る」という意味でも、微妙に違っていました。

そこで次の章からは、それぞれの言葉の意味だけでなく、使い方と類義語も詳しく見ていきましょう!


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閲覧について解説

改めて閲覧の意味について、辞書の言葉を引用して詳しく見ることにします。

[名](スル)書物・新聞・書類・ウェブページなどの内容を調べながら読むこと。「選挙人名簿を閲覧する」「サイト閲覧者」

引用元:goo辞書

閲覧を使う場面は主に、文字を読んだり、何か調べ物をする時に限られるんですね。

図書館にある「閲覧コーナー」や「閲覧室」なども、確かに新聞や本を読むのが目的となっています。

堅苦しい表現なので、それっぽい言葉だろうと納得できます。間違っても「楽しみながら見る」という意味はなさそうです。


改めてこういう意味になる理由を解説するために、この熟語を1つずつ分解してみましょう。

閲覧と言う言葉は、「閲」と「覧」に分かれます。


まず「閲」という漢字ですが、こちらは「書物を調べること、文章を読むこと」という意味があります。

次に「覧」という漢字は、「全体を視野に収めて広く見渡すこと」と辞書に書かれています。

この2つの漢字を組み合わせて、「文書や書物を広く見渡して読む⇒文書や書物を調べながら読む」という意味になるのです。


単に「調べて読んだ」だけだと、「参考にした」と同義ともとれます。

だけど「閲覧する」という言葉を使って、「じっくり集中して読む」という意味合いが強まるのではないかと思います。

閲覧の使い方は?

閲覧をもっと理解するために、使い方をいくつか例文を挙げながら解説していきます。

  1. 「図書館で資料を閲覧する。」
  2. 「政治のニュースが気になったので、ヤフーを閲覧した。」
  3. 「自社の資料は持ち出し不可です、作業スペース内で閲覧してください。」

1については、「書物を読む」という行為なので、すんなり理解できるでしょう。

2については、「サイトを見る」という行為なのですが、ウェブサイトの文章を読むという意味合いなので、「閲覧する」が適しています。

今の時代は使う機会が多いですよね。

また閲覧は特に「不可」や「禁止」、「許可」といった言葉と一緒に使われることが多いのも特徴です。

例えば図書館の資料や書物を、許可なく持ち出してはいけませんよね。

図書館内だけで読める物に関しては持ち出し不可なので、そういう意味でも「閲覧」を使うのがやはり適切なのです。

閲覧の類義語は?

閲覧の類義語を調べたところ、「閲読」、「玩読」、「通読」、「披見」、「味読」などがありました。

どれもこれも難しそうな言葉ですが、それぞれの意味を順番に紹介すると、

  • 閲読…書物や書類の内容を調べながら読むこと
  • 玩読…書物や書類の内容を吟味し考察すること
  • 通読…始めから終わりまで一通り読むこと
  • 披見…文書を開いて読むこと
  • 味読…文書の内容をじっくり味わいながら読むこと

日常生活ではあまりお目にかかれませんが、ビジネスの場面や大学のレポートだと、

  • 「レポート作成のため、教授が過去に執筆した論文を閲読しました。」
  • 「その小説を味読したところ、筆者の心情に強く感銘しました。」

といった感じで使えそうです。

閲覧という言葉以上に、「調べて読んだ」という意味合いが強くなるので、特に文章では役に立つのではないかと思います。


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観覧について解説

改めて観覧の意味について見ていきますが、こちらについても辞書の言葉を引用することにします。

[名](スル)見物すること。「宝物館を観覧する」「観覧席」

引用元:goo辞書

漢字を分解してみると、「観」と「覧」の2つに分かれます。

「覧」については「閲覧」と共通ですね。


違いとなるのは「観」という漢字ですが、これは訓読みだと「観る」となります。

この「観る」という言葉なんですが、普通の「見る」と違うのは「見物する」、「芝居やスポーツを鑑賞する」という意味合いが強いことです。

同じ読みでも、目や視覚に捉える対象が違うことになります。


つまり「観覧」とは、「芝居やスポーツを視野に収めて広く鑑賞する」という意味合いになります。

まぁ結局「観る」とほぼ同じ意味で、あまり変わらないということです(笑)

観覧の使い方は?

代表的な言葉が遊園地にある観覧車ですね。

観覧車とは回転するゴンドラに人が乗って、高所からの眺めを楽しむ乗り物です。

「高所から眺めて楽しむ」というのは、まさに「観覧する」行為そのものなので、ピッタリだと言えます。


他にも使い方はあるので、例文で理解しましょう。

  1. 「プロ野球の試合を観覧した。」
  2. 「歌舞伎を観覧するのが僕の趣味だ。」
  3. 「大相撲の観覧席の予約をとった。」

いずれもスポーツや娯楽などを見て楽しむ、という意味合いですね。

図書館などでは文書や書物を読むとなるので、あるのは「閲覧室」となります。

桜の花見やスポーツの試合会場に用意されているのは観て楽しむので、「観覧席」が用意されているわけですね。

観覧の類義語は?

「見て楽しむ」という意味合いの観覧という言葉ですが、これにもやはり類義語がたくさんありました。

調べてみたら「拝観」、「来観」、「回覧」などがあります。それぞれの意味を順番に紹介すると、

  • 拝観…神社や仏殿にある宝物などを謹んで見ること、「神社のお供え物を拝観する」など
  • 来観…行事やイベントなどを見にきて楽しむこと、「来観者」など
  • 回覧…あちこち見て回ること、「回覧板」など

となります。

「見て楽しむ」という意味だと、「来観」が最も近い言葉ですね。だけどちょっと堅苦しいかなと思います(;^^

おまけ:拝見との違いとは?

今回のメインテーマから若干それますが、実は「拝見する」だなんていう言い方もしますよね。

この言葉も閲覧と観覧と同様、やはり見るという意味では共通しています。

だけど一番大事な点を理解しないと、誤用してしまいます。


「拝見する」の意味を、辞書で正確に説明しますとこうなります。

[名](スル)見ることをへりくだっていう語。謹んで見ること。「お手紙拝見しました」

引用元:goo辞書

「拝見する」というのは、「見る」の謙譲語です。

つまりこれ自体に、「閲覧する」や「観覧する」の意味とイコールではありません。強いて言うなら、どっちにもとれるといった方が正しいです。

ただし謙譲語なので、この言葉は目上の人に対して用いる時に使います。

単に「サイトを拝見したよ。」とか、「相撲の試合を拝見しよう。」なんて言ったら、「この人は何で謙っているんだ?」と思われちゃいます(;^^


仮にこの言葉を使うとしたら、それこそビジネスの場面が多いですね。例えば課長や部長クラスの人に対して、

  • 「今朝発行された朝刊の記事を拝見したところ、我が社もQRコード決済を導入するべきだと考えました。」
  • 「この前の休日妻と一緒に、大相撲の千秋楽を拝見しました。」

このように使えば大丈夫でしょう。

まとめ

以上、閲覧と観覧の違いを紹介してきました。参考になりましたら幸いです!

まとめますと、閲覧は文書やサイトを見る時に、観覧は娯楽的なショー、演目、スポーツなどを見て楽しむという違いでした。

これで2つの言葉の使い分けもバッチリですね!

因みに同じ「覧」という漢字を使う「展覧会」という言葉についても、詳しく解説した記事があるので、そちらもぜひご覧ください!
展覧会と展示会と博覧会の違い!作品の種類や目的など詳しく知ろう!



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