ロッカーの数え方！箱とロッカールームは単位が違うよ

大荷物を持った旅行者の助けになる設置物といえば、ロッカーです。

今や主要な駅には当たり前のように置かれています。そこに荷物を預けたことがある人は多いでしょう。

しかし毎日のように見かけるロッカーではありますが、数え方で迷うことはありませんか？

鷲弟子

普通に「1個」とか「1つ」って数えてたけど違うの？

鶴弟子

まとめて置いてあるロッカールームの数え方も気になるな

意外と知らないロッカーの数え方、英語の表現も合わせて見ていきましょう！

フクロウ教授

ロッカーの箱とロッカールームは単位が異なるよ

ロッカーの数え方は？

改めてロッカーの数え方ですが、ロッカーそれ自体とロッカールームとで、以下のように異なります！

鳩弟子

ロッカー自体の数え方がいろいろあったとは

ロッカーの箱は「台」と「基」と「箱」と「個」、ロッカールームは「箇所」の単位を使います。

ではそれぞれの数え方について詳しく見ていきましょう！

ロッカーの箱の数え方は「台」と「基」と「箱」と「個」！

ロッカーとは「直方体をした収納箱」、駅やバスターミナルなどに設置されているロッカー、さらに学校の部室の更衣室などにある縦長の収納箱もロッカーです。

衣類や靴、荷物など様々な物を入れるのに使います。

そのロッカーの箱の数え方は「台」と「基」と「箱」と「個」の4つの単位を使います。


「箱」についてはロッカーが箱の形をしているからそのままです。

直方体をした金属製の入れ物、重くて大きく動かしにくい物体には「1台」とか「1基」という数え方をします。

「台」や「基」は金庫や自転車、エレベーターを数える際にも用います。

ただし「台」は機械か乗り物に使うのが一般的なので、ロッカーは無難に「1個」とか「1箱」で数えるのがよいでしょう。

ロッカー設置場所やロッカールームの数え方は「箇所」！

学校の更衣室や駅前などで見かけるロッカーは、ほとんど箱が縦横にズラッと重なって配置されています。

大きいロッカールームには何十というロッカーが置かれていて、大きな駅にはそれこそ100以上のロッカーが設置されてもいます。

ロッカーが複数体設置されている場所や、ロッカールームは「1箇所」と数えてあげます。


例として「新宿駅東口付近にはロッカーの設置場所が5箇所あり、全部でロッカーは300個以上ある」などと言います。

新宿駅とか東京駅など1日の利用者数が50万人を超える駅は、そのロッカーの数も膨大になります

ただし「ロッカールーム」など、明らかに個室になっている場所は「部屋」なので、単位に「部屋」を用いても構いません。

ロッカーを英語で数えると？

「ロッカー」を英語で表現すると「locker」となります。

これは可算名詞なので、そのまま複数形のsをそのままくっつけてOKです。

すなわち「ロッカー2個」は「two lockers」となります。

因みに「ロッカールーム」もそのまま「locker room」となり、やはり可算名詞なので「ロッカールーム2箇所」は「two locker rooms」となります。


またよく日本語で「コインロッカー」という言い方があります。

駅などに置いてある硬貨を入れることで、利用できるコインロッカーですが、実はこれは和製英語です。

正しくは「luggage locker」や「coin-operated locker」、または「automatic locker」と言います。

フクロウ教授

海外旅行の際に「Where is a coin locker?」と行っても通じないから気をつけよう

まとめ

今回はロッカーの数え方を解説してきました。それではまとめです。

ロッカーとロッカールームの数え方は区別しましょう。

「ロッカーは2箇所あります」と言ってしまうと、「ロッカーの箱が2つしか無いのか？」と誤解されてしまいます。

ほかにも気になる物の数え方も、詳しく記事にしてまとめています。興味のある方はぜひ御覧ください！