サンマといえば、今も昔も定番の秋の味覚。
ついつい食べたくなるのは、日本人だからでしょうか。醤油かけた大根おろしとの相性が最高なんですよね。そしてレモンをかけて食べる人も多いでしょう。
でもそのサンマを数える時は、いろんな単位を使うみたいなんです。
魚だから普通に「1匹」じゃないの?
「1連」って数えてた時もあるけど、ほかにもあるの?
サンマを「1匹」だけで数えていませんでしたか、実は他にもいろいろな数え方があったことがわかりました!
さらに英語の数え方も一緒に見ていきましょう!
複数のサンマを束ねると独特な数え方をするよ
サンマの数え方は?
秋の味覚サンマの数え方ですが、主に以下のような単位が分かれてきます!
- 生き物として数える時は「匹」:1匹・2匹
- 食材として数える時は「尾」か「本」:1尾・2尾、1本・2本
- 開きとして数える時は「枚」:1枚・2枚
- 複数のサンマを縄などで束ねたものは「連」:1連・2連
こんなに単位が変わるとは思わなかった
生き物としての「サンマ」か、食材としての「サンマ」、さらには縄などで束ねた「サンマ」など実に様々な数え方が存在していました。
それぞれの数え方について詳しく見ていきましょう!
生き物としてのサンマの数え方は「匹」!
サンマとは全身が銀色をした、細長い形をした魚です。
漢字で「秋刀魚」という表記もその見た目から来ています。
魚なので数え方で使える単位は「匹」です。「1匹」とか「2匹」と数えます。
食材としての数え方は「尾」か「本」!
サンマは食材としても利用されます。やはり金網の上に乗せて焼くという調理が一般的ですが、刺し身や定食料理など様々な種類がありますね。
そのサンマを購入する際や、調理しようとした時の数え方は「尾(び)」か「本」を使います。
「尾」については、調理する魚全般に使える数え方です。
厳密には「主として、釣りの獲物や店等で”商品”として取引される魚、料理の材料となる魚を数える際の単位」ということになります。
そして次の「本」は、サンマの形状から来た数え方です。
サンマは見た目から細長い形をしています。同じく細長い形をしたうなぎやマグロ、イワシ、カツオなどもやはり「1本」と数えます。
うなぎといえば、今も昔も高級な食材。コンビニの弁当やお惣菜コーナーでも売ってありますが、それでも値段は高いです …
逆にヒラメやカレイといった平らな形をした魚は、「1枚」と数えます。
サンマの開きを数える時は「枚」!
サンマといえば、アジと同じように開きの干物としても食べることはあります。
開いて調理するので「1枚」と数えるんですよ。
サンマを複数連ねたものをセットで「連」!
サンマは串で複数繋げたものもあります。細長い魚をひとまとめに括った物数えるのに用いる単位として「連」を使います。
多くても3匹までのサンマが「1連」として括られています。
サンマは1匹の重さは平均で150グラムです。
仮に1連2匹のサンマの場合の重量は300グラム前後となります、買い物する際の参考にしてみてください。
因みに同じく細長い魚である「シシャモ」も10本まとめで刺したものを、やはり「1連」と数えます。
サンマを英語で数えると?
「サンマ」を英語で言うと、「saury」になります。
あるいは「pacific saury」とも表現しますが、いずれも可算名詞なので、そのまま複数形のsをつけてOKです。
つまり「サンマ2匹」は「two sauries」となります。
まとめ
今回はサンマの数え方を解説してきました。ではまとめです。
- 生き物としてのサンマの数え方は「匹」、1匹
- 食材としての数え方は「尾(び)」と「本」、1尾と1本
- 開きとしての数え方は「枚」、1枚
- 複数セットの数え方は「連」、1連
- 「サンマ2匹」を英語で言うと、「two sauries」
サンマの数え方の種類が豊富だなんて驚きました。
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