今やコンビニ弁当に欠かせない物と言えば割り箸、コンビニなどでは無料で提供してくれて、気が付いたら家に貯まっているという人もいるのではないでしょうか?

そんなごく当たり前にある割り箸ですが、どう数えればいいか迷ったりしませんか?

鷲弟子鷲弟子

コンビニの店員は「お箸1膳お付けしますか?」ってよく聞くよね

鳩弟子鳩弟子

別のコンビニの店員は「お箸1本」って数えてたような

このように割り箸には「1膳」とか「1本」と、いろいろな単位があるみたいです。どれが正しいんでしょうか?

割り箸の数え方を詳しく見ていくことにしましょう!

フクロウ教授フクロウ教授

割り箸を入れる袋の数え方も気になるね

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割り箸の数え方は?

割り箸の数え方ですが、割り箸の状態で単位は2つに分かれます。

  • 割り箸は箸と同じで「」:1膳・2膳
  • 割る前の割り箸は「」:1本・2本
  • 割る前を入れる薄い袋は「」:1枚・2枚



鶴弟子鶴弟子

やっぱり「1膳」は正解だったんだな

実は「1膳」と数えてもいいし、「1本」とも数えていいみたいです。それぞれの単位を詳しく見ていきましょう!


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割り箸は「1膳」と数える!

割り箸とは、木でできた使い捨て用の箸、使用する前は2つの木の細い棒がくっついています。

使用する際は、二本の細長い棒に割って使います。だから「割り箸」と言いますが、その数え方は2本1組で「1」と数えます。


「膳」という単位ですが、通常「箸」を数える際の単位です。辞書ではこう書かれています。

[接尾]助数詞。
1 食器に盛った飯を数えるのに用いる。「2―の御飯」

2 はし2本を一対として数えるのに用いる。「5―のはし」

引用元:goo辞書

「膳」の由来とは?

「膳」という漢字の意味ですが、よく見たら「羊」という漢字が含まれていますね。「羊」といえばゆったりとしたイメージ、物事をゆっくりと行う動作を喩える際に用います。

早食いの人を除けば、食事の時間は一日の中でもゆったりと時間を過ごす時です。

そのため、箸に限らずご飯の単位にも「膳」が使われるようになりました。


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割る前の割り箸は「1本」と数える!

割り箸を使用する前、割る前は、また数え方が変わり「1」と数えます。

確かに割る前だとくっついていますので、1本の細長い棒に見えなくもないです。

長い物、細長い棒状の物を数える際には助数詞の「本」を使うルールがあります。道路、橋、ズボン、細長い魚にも用いますよ。


割り箸を入れる袋は「1枚」と数える!

割り箸を入れる薄い袋は「1」と数えます。コンビニ弁当の割り箸もやはり袋に入っていますね。

因みにレジ袋についても通常「1枚」と数えます。

菜箸の数え方は?

同じ箸類ではありますが、調理の際に用いる菜箸は変わった数え方をします。

なんと「1膳」ではなく、「1」と数えるんです。

「1膳」でないのは、菜箸が食べる箸ではなくあくまで調理の場合のみに用いられるので、「膳」は不適当とされているからです。

箸を英語で数えると?

箸を英語で言うと、「chopsticks」になります。

気をつけないといけないのは、最初から複数形になっている点です。

箸は2本の細長い棒が1対となっているので、複数形になります。


では「箸2膳」はどう表現するのでしょうか?

この場合は、「pair」か「set」という単語を用いて以下のように表現します。

  • 箸2膳:two pairs of chopsticks
  • 箸2膳:two sets of chopsticks



同じく最初から複数形になっている物として、ズボンもあります。やはり同じ様な表現になりますよ。



まとめ

今回は割り箸、及び箸の数え方を解説してきました。それではおさらいしましょう!

  • 割り箸は箸と同じく「1膳」、割る前は「1本」とも数える
  • 割り箸を入れる袋は「1枚」と数える
  • 菜箸の数え方は「1組」
  • 「箸2膳」を英語で言うと、「two pairs of chopsticks」



欧米圏の人に箸の使い方を英語で説明する機会が出てきたら、数え方も気をつけましょう。

因みに「割り箸」と言えば「弁当」に欠かせません。その弁当の数え方については以下の記事をどうぞ!




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